関西戦士保安協会

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さて、引き続きBITE-MG(バイトマグ)M4/M16クイックマグホルダーの話ですが、これの唯一のウィークポイントはテンション用のショックコードの先の処理です。そこで実用性を確保しながら美しく処理する「関西戦士結び」を公開します。

バイトマグはその使いごこちはバッチリなんですが、いかんせんテンション用のショックコードがぷらぷらします。

製品の紹介写真ではショックコードがたれる側を内側にしてたくしこんでいるんですが、これではテンション調整のコードロックとその先のあそびがけっこう邪魔です。タクティカル バンダリアに逆さに固定するタイプの使い方をする人とか非常に見栄えがわるい。
そこでコードロックの使い勝手も殺さずショックコードを美しく処理する方法が「関西戦士結び」です。

ショックコードが非常に邪魔ですね。切るのももったいない。コードロックがけっこうかさばってる……などを解決します。まずはコードロックのボタン部分を必ず底を向くように通します。

ショックコードを真ん中の広い穴から通します。

すぐ横から出しますが、タイト設定の場合もうひとつ離れた穴でもいいかもしれません……が、その場合次の工程の本結びがかなりタイトになります。テンションを固定と割り切りコードロック通さない場合はアリだと思います。

そして、本結びをします。本結のポイントは必ず1センチくらいたれが出ている事。ほどきやすくほどけない「本結び」は人類最高の結び方ですね。コードロックも使いやすくテンションの調整も程よくできます。
この「関西戦士結び」でショックコードのアソビを、コードロックの利便性を失わずにきれいに処理できます。

組立方法のステップ4においては、ショックコードを内側にしてプレートを組み上げますが、この結びをした場合はショックコードが出ているほうを外側に組み上げます。これによりテンションの調整もしやすくなります。  

発売前から大注目だったバイトマグを手に入れたので早速レビユーです。

さて、解説を見ると……

素早いマガジンチェンジが行えるM4/M16系専用設計の樹脂製マガジンホルダーです。編み込んだショックコード（ゴム状のロープ）により、ホールドテンションの調節が可能です。ホルダー内側に配置した突起形状が不用意なマガジンの脱落を防止！独特の「クリック感」で気持ち良く収納することができます。残弾のあるマガジンをマガジンホルダーに戻す場合（タクティカルリロード）に最高のパフォーマンスを発揮！PALSウェビング（モールベルト）への取付を容易にするクリップを標準で搭載し、簡単にレイアウトの変更ができます。各種ホルスターと共通規格の取付穴を設けているため、お好みに合わせたキャリングシステムを構築することができる、優れたドロースピードと拡張性を備えたアイテムです。

という事ですが、実際に見ていきましょう。

まず、特徴的なのはマガジンホルダー部分をPALSウェビングにネジで固定します。ドライバーが必須なのでゲームの間に、ほかのファストマグのように気楽に取り外して組み替えれない反面、非常にしっかりと固定でき激しい使い方をしてもいけそうです。

ホルダーは対照のパーツを組んであり、中には独特のクリック感を生む脱落防止のちょっとしたギミックがあります。

内側を覗くとちょうど銃のMagキャッチと同じ場所に突起があり、ショックコードのテンションと相まってほどよいホールドとクリック感を出します。ショックコードのテンションを調整することにより好みのホールド感を得ることができます。突起は両面についており、左右どちらに刺してもいいようにできています。無数に開いたトラスネジを通す穴は、中のマガジンを傷めない絶妙な起伏を描いています。逆さにつけて吊るすように固定してても安心です。
これ、解説どおりだとすると「各種ホルスターと共通規格の取付穴」にホルスターを固定したりもできるやもしれませんね。

発売記念3個いりは特別パッケージ入りだそうで…。